肩の怪我だけ見ればいい!?

2017年01月19日

おはようございます!

 

オステオパシーで患者さんを元気にしたい!月が丘整骨院 多田です。

 

今日は先日、神戸市西区桜が丘からお越しいただいたSさんの症例です。

 

Sさんはお仕事がお休みの時は、毎週フットサルで汗を流すとてもアクティブな女性です。

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先日、もう一カ月ほど前の話だそうですが、お友達とフットサルを楽しんでおられたそうです。

フットサルも熱中すればなかなか激しいスポーツですね!

Sさんもよくフットサルでのお怪我でご来院いただきます。

今回もその一か月前のプレイ中に、相手チームの一人と接触があったそうです。

 

かなり激しくぶつかったらしく、相手の方は転倒してそのまま骨折(*_*;

Sさんも右肩から倒れこみ、かなり強い痛みを感じたそうです。

翌日も痛みが引かなかったため、骨に何かあったらと心配になってとりあえず整形外科に駆け込んだとのことでした。

検査の結果、レントゲン所見は異常は見当たらず、

ドクター曰く

「日にち薬だから様子を見て」

だったそうです。。。

 

その後、お仕事が忙しくなかなか月が丘整骨院に足を運んでもらえるタイミングがなかったそうで、結局お怪我から1カ月が経ってからのご来院となってしまいました。

(すぐに来ていただければ痛いの我慢しないで済んだのに…((+_+)))

お仕事のご都合は仕方がありません。

 

しかし、1か月経っても肩の痛みが引かず、肩も上げにくいとのことでした。

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検査をすると、右肩の肩関節(上腕骨と肩甲骨の関節)と、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨の関節)がずれたままになっていました。

これではいくら日にちが過ぎても治りません(-_-;)

 

しかもその右肩の関節のずれによる筋膜の緊張によって、右の視床に強い張力がかかり、痛みを増強していました。(これもなかなか痛い…)

更に、その視床の張力が右足首の関節までからだの中心に引っ張り込み、またその足首のずれを代償する形で右の仙腸関節(背面の骨盤の関節)までずれを起こしていました。

 

更に、右肩の痛みだけでなく日を追うごとに首肩の凝りがどんどんひどくなってきている、との訴えもありました。

 

肩から転倒して、肩関節と肩鎖関節がずれている場合、肩にかかった外力が鎖骨の長軸方向に抜けることによって、胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)にも問題が起きていないかを考えなければいけません。

 

しっかり胸鎖関節もずれていました。

胸鎖関節は体幹と上肢帯を結ぶ唯一の関節ですから、この鎖骨の問題はからだに強い影響を及ぼします。

鎖骨の両方の関節がずれてしまったことによって、上肢帯の動き、体幹の動きによって鎖骨周辺の筋膜が鎖骨に捻じりこまれてしまって首周りの緊張が起きていました。

肩のズレと、この筋膜の張力によって腋窩のリンパ循環も阻害されていました。

これによって、後頭環椎関節(頚椎の1番(環椎)と後頭骨の関節)の右側が後方ではなく、前方にずれてしまい、これも頚部の不快感の原因になっていました。

 

強い衝撃を受けた時の、からだの中で起きている問題は実に多様です。

患部だけを見ていては、決して取れない痛みもあるのです。

 

外傷の衝撃は、内臓の位置もずらします。

肝臓の位置が下がってしまっていました。

肝臓は成人女性で1.0kg~1.3kgほどもあるとても大きな臓器です。

衝撃によって肝臓の位置が下垂したままになると、肝臓の間膜からのつながりが引っ張られ、心臓の位置もずれ、胸郭内の頚部筋膜へのつながりも引っ張られ、首肩の症状があらわれます。

内蔵一つが位置を狂わせるだけでも、首肩の症状を引き起こしてしまいます。

このような頚部、肩の症状に対して、症状を引き起こしている患部だけを施術することに意味がないことは、からだの中で実際に起こっていることが把握できれば容易に理解することができますね。

 

 

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本来、人のからだは素晴らしい自然治癒能力を持っています。

自然治癒力が正常に働けば、大抵の怪我は時間が経てば回復します。

しかし、時間が経っても回復しない症状は、自然治癒力が正常に働けない状態になっている可能性を考えなければなりません。

 

私たちオステオパス(オステオパシーを施術する者)は、この本来の正常な体から逸脱してしまった構造を、あらゆる検査技法、鍛え上げた手の感覚によって問題を検出する触診、積み重ねた解剖知識、生理学の知識、他色んな得られる情報すべてを統合して、検出します。

 

転んで肩を打った。

動作としてはたったこれだけのことでも、からだの中で起こっていることはこんなにも複雑な事が起こっていました。

これらの異常が筋膜の張力を作り出し、自然治癒力の発動を妨げていました。

 

これらを全て正常な状態に矯正し、循環が正しく流れる状態に戻すことができれば、Sさんにベッドから起き上がってもらった時には、痛みはほぼ消失し、首肩に起こっていた不快な症状も解消していました。

「前に入っていた肩が広がって、首周りがスッキリ伸びました♪」

とのことでした。(^▽^)

 

昨今は、いろんな問題によって人のからだが治りにくい状況になってきています。

表面に現れる症状は、一見するといわゆる「ただの肩こり」や「ただの腰痛」「ただの疲れ」といった症状です。

しかし、これらが長く続く。あるいはいつまでたっても治らない。

前はこんなじゃなかったのにといった違和感を覚える方は決して少なくありません。

 

 

もし、なかなか治らない症状、不可解な症状、他の誰にもわかってもらえない症状などでお悩みの方、その症状の本当の原因は全く見当違いのところに隠れているかもしれません。

神戸市西区の月が丘整骨院のオステオパシー整体は、解剖学、生理学、発生学、組織学、病理学、栄養学、ありとあらゆる知識、そして年間数千時間に及ぶ訓練、研修によって磨き上げた技術と触診能力で他では見つけることができなかった問題も見つけ出し、お困りの症状を改善へと導きます。

是非一度、月が丘整骨院にご相談ください。

 

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