2度目のギックリ腰と繰り返す背中の痛み

2016年12月5日

おはようございます。

 

月が丘整骨院 多田です。

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今日は、「人生2度目のギックリ腰は1回目よりも痛くて治りが悪い」と初めてご来院いただいたUさんの症例です。

 

「重たいものを前かがみで持ち上げた瞬間に腰に強い痛みが走り、以降、腰を伸ばすのが辛くなってしまった。」

とのことでした。

 

以前にも同じ状況で痛くなったことがあったが、その時は骨盤ベルトで痛みが引いて、それ以来痛みはまったくなかったとのこと。

 

しかし、よくよくお話をうかがってみると、

もう20年以上の慢性肩こりに悩まされている。

よく背中の強い痛みが出る。

首も時々痛くなってまわらなくなる。

深呼吸が出来ない。

最近歩くとかかとが痛い。

ギックリ腰の前にかかとの痛みが強くなっていた。

2カ月ほど前にいつもの首の痛みより強い痛みでまったく首が回らなくなってしまった。

腰が痛くなった後から左の膝が痛い。

 

ずいぶんいろんな症状でお悩みでしたね(;^_^A

 

Uさんとてもお元気な方で、痛みがあっても持ち前のバイタリティーで乗り越えてこられたそうですが、今回の痛みにはさすがに参ってしまったとのことでした。

 

背中の痛みは治りにくいと一般的には言われていますが、そんなことはありません。

どんな症状にも必ず原因があります。痛みが移動するような不定愁訴も、何か強いゆがみやねじれのパターンを代償していることで引き起こされていることがあります。

内臓の問題が痛みの原因となっている場合もありますが、多くは肋骨の位置のずれが原因の事が多いです。

肋骨の問題は他ではあまり重視されませんが、実はとても大切な部分です。

ねじれの代償パターンの結果、脊椎関節が捻じれることでそこに関節している肋骨もまた、位置異常を起こしていました。

 

Uさんのお体を検査すると、

腰椎の4番、5番、仙骨の位置関係がずれている。

右の骨盤の関節(仙腸関節)が前方回旋を起こしてしまっている。

右の1番、2番の肋骨が大きくずれてしまっている。

左右の足の土踏まずが無くなっている(いわゆる偏平足です。)

左足の親指は外反母趾傾向。

 

Uさんのおからだは、3つの大きなねじれのパターンがありました。

一つは左足の中指の関節。

最も強い原因としてこの足指の問題があり、からだ全体に影響を及ぼし、様々なねじれの問題を作り出していました。

 

もう一つは20代の頃にハイヒールを履いていて捻挫した右足首の足根骨のずれ。

この捻挫によって右脚全体の機能が低下し、右の仙腸関節の可動性まで著しく制限していました。

 

最後の一つは数年前にやったギックリ腰の、5番目の腰椎と仙骨のずれです。

このずれを代償するために骨盤帯の可動制限が起こり、脚全体の協調運動が破たんしてしまい、かかとの痛みを引き起こしていました。

 

今回は前回のギックリ腰の一つ上の関節。

4番と5番の腰椎のずれが痛みの原因となっていました。

前にお辞儀するような形でずれていたので、(前かがみで重い荷物の負荷がかかってそれに耐えられなかったから)腰を伸ばそうとしたときにうまく伸ばせず痛みが起こっていたんですね。

 

治療は、この3つのねじれのパターンを丁寧に矯正し、今回のずれを矯正することで、ベッドから起き上がっていただくときには痛みはほぼ解消していました。

 

今回の症例で大切な点は、ギックリ腰の本当の原因は重たいものを持ったことではないということです。

それは、症状を引き起こした引き金にすぎません。

 

二つのねじれのパターンによってからだが重たいものを持つ動作に耐えられなくなってしまっていたのです。

 

根本原因を見つけ出し、施術することで、このねじれのパターンを解消すれば、つらい症状も改善しますし、今まで悩んでいた症状の元を断つことが出来ます。

 

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