交通事故後の首の痛み

2016年11月25日

おはようございます。

 

月が丘整骨院 多田です。

 

今日は交通事故後の首の痛みの症例です。

 

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昨日お越しいただいたのは、1カ月半ほど前に軽い追突事故にあわれたKさん。

事故直後はまったくなんともなかったのに、1週間ほどしてから首が痛くなり、

左は向けるんだけど右を向こうとすると痛くて向けない。

寝ていても肩から腕にかけて痛みがある。

1カ月以上同じ痛みが続き、整形外科でレントゲンを撮ってもらっても異常なしと言われて、どうしていいかと当院の患者さんからご紹介でお越しいただきました。

 

交通事故の首の痛みというとムチウチをすぐにイメージしますが、Kさんの首の痛みはムチウチではありませんでした。

問診での既往症として、手術が3回、内臓の持病もお持ちで、腰痛もある。

肩の筋肉もとても硬い状態ですが、自覚症状としての肩こりはない。

 

検査の結果、痛みの原因は頚椎の3番と4番の右側の関節が開きっぱなしになってしまい、それに合わせて頚椎の1番、2番の関節が右に回れない状態になっていました。

他、右側の1番から3番の肋骨がかなりずれてしまっていました。

もうこれだけでも首が動きにくい!(肋骨の1~3番は頚椎からの斜角筋群が引っ付いているので大変です)

 

しかし、他にも大きな問題が2つありました。

1つは、胸骨(胸の真ん中にある骨です。)の3つのパーツの内、一番上にある骨が内側に入り込んでしまって、肋骨が全然動けない状態になっている。

これによって肩まで内に引っ張り込まれてしまって胸郭に強い制限を作っていました。

 

もう1つは、出生外傷による左上顎骨の可動制限(頭蓋骨も動きます。)によって

からだに強力な代償パターンが出来上がってしまって、静脈の流れを邪魔していました。

(静脈がしっかり流れていないと痛みも引きにくいんです。)

 

外傷や手術もからだのバランスを崩す原因となりますが、Kさんの場合は

これらの問題を施術することでその場で、首の痛みも完全に取れてしっかり右を向けるようになりました。

今回の交通事故で起こった問題は恐らく頚椎3番の問題だけです。

それが引き金となってもともとあったいくつかの問題が症状を固定してしまった症例でした。

 

根本原因を改善すれば痛みはとれますが、根本原因とは何か?

を考えさせられる症例でした。

 

どうしても事故での首の痛みだと頚椎回り、他、骨盤や、脊柱、外傷、手術など目を引きやすい問題に気を取られがちですが、

しっかり全身の検査と評価が出来れば問題は解決します。

 

何がもっとも症状を引き起こしている問題なのか、何を解決すれば症状が改善できるのか。

今回の症例はオステオパシーだからこそ、キチンと施術できた症例でした。

 

交通事故によるムチウチ、腰痛、肩こりや事故の後遺症でお悩みの方は是非一度月が丘整骨院にご相談ください。

 

 

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