あなたの呼吸は浅すぎる!
2024年11月21日
あなたは自分の呼吸がどんな呼吸か自覚がありますか?
結論から言います。
呼吸の大切さ
自分の呼吸が危険な状態なこと
分かっている人はほとんどいません。
呼吸が浅いと自覚がある方も、それがどんなに危険なことかを理解している人はまずいません。
これから上げる命に係わる状況3つのうち、どれが一番緊急度が高いでしょうか?
- 息が止まる
- 食事が食べられない
- 眠れない
正解は1.ですね。
5分も呼吸が止まれば脳に酸素がいかず人は死にます。
当然私たちは生きているので、日常死を意識することはめったにないかもしれません。
生きるために必要な呼吸は、同時に健康であるためにはからだが要求している酸素量を十分に確保できる呼吸をしていることが必要です。
しかし、あなたの呼吸は浅いです。
からだが要求している酸素量を確保できない呼吸しかできていないのです。
酸素が足りなければ
- 新陳代謝が低下する
- 栄養素が十分にエネルギーに変換されない
だから疲れやすいのです。
だから寝ても疲れが取れないのです。
呼吸法の前にすることがある
あなたが本当に呼吸が浅いかをチェックする方法をお伝えします。
深呼吸をします。
長く、深く呼吸をします。
これを10回続けた時、
- 疲れますか?
- 長く吸えませんか?
- 深く吸えませんか?
- 肩がすぐに上がりますか?
- 肋骨に手を当てて胸が横に膨らんでいますか?
通常肩が上がるのは、最大努力呼吸の最終フェーズです。
すぐに肩が上がるのは、呼吸が浅いことを肩の運動で代償しています。
これは呼吸法などで改善する前に、絶対にすることがあります。
それは
●脊柱(背骨)と肋骨の骨の位置を正しくすること
です。
呼吸が浅いのは、呼吸運動をするための骨が正しい位置に無いからです。
関節がずれているから骨が動くことができず、呼吸が十分に出来ないのです。
どんな症状を回復させていくにも、まずはこの骨格の矯正が絶対条件となります。
繰り返しますが、十分な酸素量が確保できていない以上、自然治癒の力は十分には発揮されません。
まずはここからスタートなのです。